今日は冬至、一年で一番日の短い日、つまり昼間の時間が一年で一番短い日ですね。
子供の頃から冬至の日には、カボチャを食べてゆず湯に入るのが習慣でした。なつ子の作ったかぼちゃグラタンのようなハイカラ 笑 な料理ではなく、いつもカボチャの煮物が定番でしたが。
なぜカボチャを食べるのかというと、『ん』の付くものを食べると運気が良くなるとい考えられていて、カボチャの別名『なんきん』には『ん』という文字が二つも付いているのでより縁起が良いとされているそうです。
そういう理由なら『キンカン』とか『ギンナン』とかもよさそうだなと思って調べたら、なんと『冬至の七草』というものがあるそうで、
1.なんきん
2.れんこん
3.にんじん
4.ぎんなん
5.きんかん
6.かんてん
7.うんどん(うどんの事だそうです)
この七つが冬至の七草です。冬至に全部食べたらめちゃくちゃ運気が上がりそうですね。
そして昔、冷蔵庫がない時代には、夏頃収穫し冬までもつカボチャは、栄養の不足しがちな時期の貴重な栄養源だったそうです。
昔の人達もこれから更に寒くなる時期に備え、かぼちゃを食べて栄養を付けていたそうです。
カボチャには抗酸化作用のあるビタミンAや、冷え性に効果があると言われているビタミンEなどが豊富に含まれているので、寒い時期にはうってつけの食べ物ですね。
ゆず湯に入る理由は『冬至』→『湯治』のごろ合せからきているそうです。
ゆずには血行を促進する効果があり、体を温めて冷え症を緩和する効果もあるそうです。私も冬至にゆず湯に入ると、一年間風邪をひかないよと言われた記憶があります。
そしてゆずは香りが強いので厄払いの目的もあるそうです。
みなさんも今日は『ん』の付く食べ物を食べて運気を上げて栄養をつけて、ゆず湯に入ってリラックスしながら体をしっかり温めて、年末の忙しい時期にも体調を崩さないようにしてくださいね。